2024年3月28日木曜日
ParaGraph
ParaGraph 7034-4pc.の修理が完了して、HLL 1977年カタログと撮影。このカタログ、当時の輸入元商社が東京・虎ノ門にあって貰いに行った。これを持ち出すたびに新橋駅から歩いたことを思い出すのである。この件は幾度かブログでも紹介しているが、忘れない思い出ですな(笑)Golden Shadowの洒落たデザインが好きで、nca/ParaGraphブランクスを使ってGS Likeに作る「Tribute Rod」の始まりでもあった。
2024年3月27日水曜日
knurling
在庫が無くなって久しいにもかかわらず、製造先が見つからずに「懸案」だったフライロッド用のスクリュー・リールシート金具...
ハンドメイドでフライリールを作る職人にお願いして製作した。HLLで1975年まで使用されていた「あのスタイル」である。カラーに入れるナーリングknurlingの形状に迷ったが、内アールの「コマ」を持っていたので刻んで貰った。このコマは以前作った金具に使ったモノで、金属加工会社の閉鎖時にいただいた。今では「お宝」だそうだ(笑)ここまで出来て、あとは「バフ掛け」仕上げされ、納入待ち...
調べてみると『ローレット加工は、主に日本の金属加工で使われている言葉で、英語圏などではナーリング加工と呼ばれます。これは、ローレットが単にフランス語のルレット(roulette)に由来し、ローレット加工と同様の加工法が英語圏ではナーリング加工と呼ばれているだけのことです。このフランス語のルレットは、「小さい輪」や「小さくて回るもの」を語源とし、洋裁におけるギザギザの付いたローラで布地に刻み目を入れる道具を指す言葉です。この道具の形状や使用法から、ローレット加工という言葉が生まれたと考えられます。一方、英語のナーリング(knurling)は、つまみネジなどに付けられたギザギザ形状などの模様を指し、日本で使われているローレットとほぼ同じ意味を持ちます。』とあった...勉強になりました(笑)
2024年3月26日火曜日
Workbench
気温が15℃まで上昇した日曜日は晴天で、釣り人がハッチしてウロウロ。5人のお客さんが来訪。「釣れた?」と聞けば「ん〜」の返事や「今日は川見だけ」とか、暖かくなると何とも落ち着きませんな〜こちらは心静かに、Steffen Graphite 9056-4pc.を巻く。グデブロッド社#245/Royal BlueにNCP#002で飾り巻き。ロッドを作りながらあの流れが浮かんだけど「ま〜だだよ〜」と思い直す。さて、いつ出動する?今年のヤマメに逢いたい...
2024年3月25日月曜日
break a blanks
5年前に作ったnca/Golden Shadow 7034-4pc.ロッド、よく使い込まれているが「踏んずけて破損、直りますか」と里帰り。パーツは外して流用。交換用のブランク・#3セクションを作る。スピゴット・フェルールのペグをカーボン棒から切り出して、内径に合わせ削る作業は手指がカーボンの削り粉で真っ黒になる。このシリーズのブランクスがある限りは「修理可能」...汚れついでにもうワンセット、同じブランクスを作っておいた...
2024年3月24日日曜日
march of snow
雪の進軍march of snow...東京の友人たちが恒例にしている、岐阜県GMT川釣行の報告があった。今年は雪に囲まれている。はるか昔、まだ安房トンネルの無い時代、東京から中津川、付知峡、飛騨川を北上して高山を経由、丹生川に沿って氷結した平湯ループ橋を抜け、と大廻りで行った。川には温泉が流入していて、川の中が暖かく外に出ると寒い。雪虫が河原の雪を黒くするほど出ていた記憶がある。青空に真っ白な槍ヶ岳を遠望して...毎年、思い出させてくれるね(笑)
McFarland PARABOLIC 7'2"#4/Lemon colorにBill Ballan Reel
nca/Gull Gray7'7"#3にKineya Reelが今年も「代理出釣」している...
2024年3月23日土曜日
Tradition
オービス・セブン・スリー、7ft.IGI(3)(1975年製)のレストアも終わり、スレッド上の塗装乾燥待ち。グリップ、シートもまっさらのコルクに交換し、今シーズンから再び活躍するだろう。今では中古でしか入手出来ない、このスタイルのImpregnated Bamboo。私の中でオービス・バンブーロッドと言えばコレなんだけどな〜(笑)
2024年3月22日金曜日
restore
ロッドチューブに貼られたラベルに印字されたシリアルナンバーから、1975年製のオービスBattenkillセブンスリーseven/threeだと判る。残念な事に片方のティップがガイドひとつ分、約120mm短い。49年間でスカスカになったコルク部分を除き、状態は良い...
ご依頼はグリップを元の形に戻すrestoreこと。親指の掛かるところと、グリップエンドがキレイに削られている。昔、プレゼンテーション仕様と言って、手の形をオービスに送るとこういう処理をしてくれた。これだと持つ場所が決まってしまうので具合は良くないと思うのだけどね...オリジナルの寸法に合わせ、コルクを削る。
CFOリールのフットに合わせてシートを作る。フックキーパー部、二重巻きされたグリップ先端のスレッドはGudebrod #290/Gold...
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